Aspire oneを販売しているAcerのCEOが
2008年の9月に来日した際、
NEC、富士通、東芝、ソニーといった
日本のメーカーについてはM&Aが進み、
これから1~2年のうちに3社程度、
さらに1~2年で2社にまで減るだろう
という予測を語ったとのことです。
10年くらい前は、
PCメーカー各社がマルチメディア機能だとか、
液晶一体化だとか、
エッジの立った特徴を売りに
自社のPCを売り込むということをしていました。
しかし、そのフェーズは終わり、
一昔前のDELLのような業態のPCメーカーの登場や、
ネットブックの流行が拍車を掛けた側面もあるのですが、
PCの世界もコモディティ化
(食品・日用品のように、どのメーカーのものを買っても同じになること)
が進んできています。
既にそうなりつつあるのですが、
そうなってきた時に一番違いを生み出すのは価格になります。
手厚いサポートなどもありがたいのですが、
サポートがありがたいのは高い商品の場合。
安い商品だったら壊れたら、
また買えばいいという発想につながってきます。
逆に手厚いサポートをすることが価格値下げできない
要因につながるケースもありますから、
今後はさらに差別化を図ることが難しくなってくるでしょう。
さすがに万一、日本のメーカーがこの市場から撤退するにせよ、
サポートをすぐに打ち切るなんてことはしないと思います。
日本人としては日本メーカーの踏ん張りに期待する面もありますが、
そうしたリスクは踏まえて、
割り切って購入することが必要かもしれません。
100円パソコンの触れ込みでここ1年間ほど
急速に売れ行きを伸ばしてきたネットブックですが、
既にピークを越えたと見る向きもあります。
価格コムのサイト内でのPVも2009年1月を峠に
ノートPCカテゴリのPV数は落ちてきているという話ですし、
売れ筋の価格帯も今年の夏ごろから
5万円以下のレンジの商品の比率が減りつつあります。
何度か触れてきたように、確かに安く買えるものの、
機能についてはかなり制限があり、快適に使える用途は限られています。
あれもこれもと期待し過ぎてしまっては、
あとから裏切られた気持ちになりかねませんので、
いろいろと使ってみたいのであれば多少値が張ってもCULVノートを買うか、
あるいは本当に用途を限定したセカンドPCとして
割り切ることが必要なのではないでしょうか。